ドクターケイでは、「ビタミンABCとグルタチオン(ABC-G)」をカクテル配合することにこだわっている製品が多くあります。
今回は、なぜここまでドクターケイが「ビタミンABCとグルタチオン」にこだわるのかを、詳しく紹介します!
なぜここまでドクターケイはABCとグルタチオンにこだわるのか?
それは「ビタミンABCとグルタチオン」は、お互いに相乗効果をもたらす成分だからです!
下記の図は、皮膚における活性酸素の消去系と代謝を示したものです。
皮膚内部で発生した活性酸素はビタミンCやグルタチオン、ナイアシンアミドがチームを組んで消去していきます。
上の図、中央部分を簡略化したのが下記の図です。
ビタミンCは、体内で発生した活性酸素の消去に使用されます。
活性酸素を消去しようと全力で働いたビタミンCは、役目を終えると酸化してしまいますが、その際にサポートするのが、グルタチオンです。グルタチオンは、酸化したビタミンCを還元します。
そして、ビタミンCを元気な形(還元型)に戻したグルタチオンは酸化してしまいますが、その際にサポートするのが、ナイアシンアミドです。
ナイアシンアミドは酸化したグルタチオンを還元します。
このように、ビタミンC、グルタチオン、ナイアシンアミドを一緒に配合することで、
チームを組んで活性酸素を消去し、代謝を促進しますので、お互いに相乗効果をもたらしています。
またレチノールとナイアシンアミドも相乗効果を発揮します。
ドクターケイ製品に配合されているレチノールは、安定性が高く刺激の少ないレチノール誘導体「パルミチン酸レチノール」を使用しています。
このパルミチン酸レチノールは、
肌で効果を示す際、上の図のように、レチノールに変換後、レチナールを経てレチノイン酸になります。
この、レチノールからレチナール、レチナールからレチノイン酸への変換は、レチノールデヒドロゲナーゼという脱水素酵素により行われますが、
この脱水素酵素はナイアシンアミド(ビタミンB3)があることで、酵素としての作用を活性化します。
そのためパルミチン酸レチノールとナイアシンアミドを一緒に配合することによる相乗効果でレチノールの効果を効率よく発揮します。
またビタミンABCとグルタチオンは、上記で説明した活性酸素の効率の良い消去を行う以外にも、あらゆる効果を発揮します。
1.紫外線によるレチノールの酸化を抑制
2.活性酸素の効率の良い消去
3.SIRT(サーチュイン)という長寿遺伝子や、AMPKというリン酸化酵素を活性化し、毛穴を縮小
4.SIRT(サーチュイン)やAMPKの活性化により代謝促進、ミトコンドリア活性化
このように、ビタミンABCとグルタチオンを一緒に配合することで、あらゆる効果を発揮し、お互いに相乗効果をもたらしています。
この「ビタミンABCとグルタチオン」のカクテル処方こそ、ドクターケイならではの処方となっておりますので、ぜひご自身のお肌でご体感いただけましたらと思います!