肌状態は日々の食事と密接に関係しています。
バランスの良い食事はもちろん、“腹八分の食事”を心掛けることも
美肌を保つ上で大変重要です!
食事がエネルギーに変換される過程では、
“ミトコンドリア”が密接に関係しています。
ミトコンドリアは、例えるなら“体内のエネルギー産生工場”。
赤血球以外のすべての細胞に数百個から数千個存在し、ATPというエネルギー物質が作られる場所です。
食事で摂取した炭水化物やタンパク質、脂質などは
ミトコンドリアに取り込まれると、ATPが合成されエネルギーとなり、全身の活動に使用されます。
また、炭水化物やタンパク質、脂質などの栄養素をミトコンドリア内に取り込む際、ビタミンCやビタミンA、そしてビタミンB群が使用されます。
満腹になるまで食べたり、高脂質や高糖質の食事をとると、細胞内にあるミトコンドリアから、大量のATPが合成されます。
本来であれば、食事で吸収した栄養素のほとんどがATP合成され、全身の活動に使用されるのですが、飽食により必要以上のATPが合成され始めると、栄養素がミトコンドリアから漏れ出し、ATP合成には使用されずに、皮脂の合成を促す指令が出て皮脂分泌が過剰になり、毛穴の開きや炎症を引き起こします。
また、炭水化物やタンパク質、脂質などの栄養素をミトコンドリア内に取り込む際に
ビタミンCやビタミンA、ビタミンB群が大量に使われるため、体も肌もビタミン不足に陥ってしまいます。
以上のことから、飽食を避け、腹八分の食事を心掛けることが、
美肌、そして健康への近道であると言えます。
そして、引き締まった美しい毛穴を実現するためにも
日々の食事やスキンケアでビタミン摂取を心掛けましょう!
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