夏はエアコン、冬は暖房による乾燥で現代では年中欠かせない保湿ケア。夏はエアコン、冬は暖房による乾燥で現代では年中欠かせない保湿ケア。
しかし保湿ケアは一つを間違えると、さらに乾燥を招いて肌は負のループに陥ります。どんなに上質な化粧品を使っていても、使い方を間違えれば効果は半減・・・どころか逆効果な可能性も!
紫外線に次いで「乾燥」は肌トラブルの根源!乾燥肌は放っておくとシミや深いシワに変化して未来のあなたを悩ませてしまいます。
乾燥シーズンの今だけ保湿するのではなく、今も未来も乾燥肌を作らない・進行させないために、今こそ正しい保湿ケアを知りましょう!
朝、目覚めたての肌はとても敏感な状態。
洗顔後の保湿ケアはやさしく、かつ正しく行いましょう。
やりがちNG保湿ケアをチェック!
<<洗顔・クレンジング編>>はこちらでチェック!
正しいスキンケアは・・・
化粧水の「しっとり」タイプ、「さっぱり」タイプの違いはテクスチャー。
肌につけたときの使い心地を変えるために、配合量のバランスを調整しているので、主成分を大きく変えているわけではありません。ただし、メーカーによってはテクスチャーに合わせてこだわりの成分を追加しているものもあります。
しっとりタイプを使えば必ず高保湿できるから化粧水だけで大丈夫、という先入観で次のステップを省くのは間違いです。洗顔後は乳液やクリームもしっかり使って化粧水の水分をしっかりと閉じ込めましょう。
朝の保湿ケアを念入りにすることで水分量がアップして、メイクのノリも変わりますよ。
正しいスキンケアは・・・
夏は暑くて苦しかったマスクも秋冬になると、寒さも防げて快適?!
実はマスクをつけることで「潤っている」と勘違いしている人が多いようですが、潤っているのではなく蒸れている状態。
呼気による水蒸気は高温になり、マスク内にこもります。
マスクの内側は常に過剰な水分であふれているので、外した際に一気に水分が放出され、皮膚の表面は乾燥状態になってしまいます。
常に布で覆われていることで安心してしまうかもしれませんが、
リップクリームや、乳液、オイルといったポイント使いのできる粘度の高いスキンケアを活用してまめな保湿ケアを行い、バリア機能を守りましょう。
正しいスキンケアは・・・
美容成分がたっぷりしみ込んだフェイスパックや、じゅわっと美容成分がしみ込んだコットン、しっとりした手触りの良いシートパックを肌にのせると気持ち良いですよね。
両手も使えるので、ついつい「ながら美容」になりがち。
うっかり30分以上もパックしていた!なんてことはありませんか?
時間の有効活用はとても良いのですが、ローションパックは肌への放置時間が長すぎるとせっかく浸透した
水分が、シートやコットンに奪われて肌が乾燥してしまいます。
フェイスパックをはがしたときに、シートの端が乾くまで付けているような場合は要注意です!
水分は潤っている場所から乾燥する場所へと移動する性質があります。
フェイスパックの目安は約5~10分。10分を超えないように注意しましょう。
また、お風呂の中でローションパックをするのも間違いケア。
パックで潤った美容成分が、温浴効果による発汗でお湯に流れ出てしまいます。
保湿ケアはお風呂上り、汗のひいた清潔な肌にしてあげましょう。
正しいスキンケアは・・・
季節に応じて基礎のケアを変えることは間違いではありません。
ただ、お肌は春夏秋冬という環境変化でゆらぎやすく、常に不安定。
特に季節の変わり目、またはメイン対策を変えたいときに突然がらっと変えてしまうのはNG。
春夏は紫外線対策をメインに、秋冬は乾燥対策をメインといった、目的別のスキンケアを変更したいときは、一気にすべてのラインを変えるのではなくプラスアルファするイメージで徐々に変えていきましょう。
乾燥対策で保湿メインとしたケアラインにしたい場合、基礎ラインはそのままで美容成分が充実したクリームやオイルケアを足す、角質や毛穴ケアをメインにしたい場合はブースターを取り入れるといったイメージ。
今お使いの基礎ラインは日々の肌の土台を作り上げている大事なベース。
張り切って取り入れたポイントケアが万が一、肌に合わなくなったときでも、すぐに軌道を戻せるように基礎ラインはなるべく現状を確保しておきましょう。
基礎ラインごと変更するタイミングは、刺激が少ないステップの初めの方から試していくと失敗しにくいですよ。
気になっているブランドがあったら、洗顔アイテムに注目してみましょう。
正しいスキンケアは・・・
ニキビ肌、脂性肌の方が不安になるキーワードは「べたつき」ではないでしょうか?
保湿ケアは“湿度を保つ”ケアで、バランスを整えること。
油分を大量に塗ることだけが保湿ケアではないので、より肌に合ったアイテムを選びましょう。
また、肌を触ってべたつきがある=脂性肌と決めつけるのも良くありません。
外側が潤っているように見えても、内側は乾燥しているインナードライ肌の方が増えています。
ニキビや脂性肌に悩んでいる方にも取り込んでいただきたいアイテムとしては、化粧水後の乳液。
乳液は水分と油分を最適に配合しているので、テクスチャーの軽いものを一度塗りで試し、荒れる様子がなければ顔の部位に合わせた重ね塗りで量を調整していきましょう。
正しい保湿ケアは、ニキビ予防や肌荒れ改善の第一歩です。
保湿ケアというと乾燥対策がメインのようですが、乾燥ダメージはすべての肌トラブルに通じる現象。
季節による一過性の外環境だけでなく、加齢や栄養不足、睡眠不足といった生活習慣でも肌の乾燥は生じます。乾燥肌は水分が不足しているだけではなく、肌を作る組織がもろくなっているということ。
肌細胞の組織を形成するアミノ酸やたんぱく質をしっかり摂り、ビタミン類で粘膜を保護し、バリア機能を健やかに保ちましょう。
また、保湿ケアは紫外線対策と同じく、一定の季節だけでなく年中行うスキンケアとして習慣づけるようにしましょう。
気になる毛穴や乾燥、エイジングケアなど、幅広い角度から肌にアプローチ。さらりとしたテクスチャーで角質層へすっと浸透し、みずみずしいうるおいを長時間保ちます。