ビタミンの力で、肌と心をポジティブに

正しい紫外線対策とは?

紫外線ダメージは蓄積される??

紫外線ケアを何もしないでいた場合、20歳ごろからシミが出てきます。そしてさらに、30歳以上では老人色素斑と呼ばれる楕円形のシミが出てきます。昔は、「一生の肌は10代までに決まってしまう」と言われたほどです。しかし現代では、良質なスキンケアや美容医療の進歩によって、ある程度は肌のリセットが可能になりました。

日焼け止めの選び方

 

 

 

 

 

クリームやジェル、スプレータイプなどの形状はご自身が使いやすいもので良いと思いますが、例えば海やレジャーを楽しむなど半日以上屋外で過ごすときにはSPF50程度のもので、耐水性(汗をかいても取れにくいもの)を選ぶことをおすすめします。しっかり紫外線ガードをするならば、洗顔石けんでは落ちないような(専用のリムーバーが必要なもの)がおすすめです。また、品質はある程度値段に比例しますので、極端に安価なものではなく、適正価格のものを選ぶほうが良いでしょう。

「しまった、焼けてしまった!」というときの対策

まずは、しっかり冷やしましょう。

ぬるめのお風呂に浸かって、火照りを鎮めましょう。さらにビタミンCを内服して内側からのケアも同時に行うと効果的です。それでも、肌が真っ赤になってしまうようならすぐに皮膚科を受診されることをおすすめします。

紫外線ケアとして体の中からできること

 

 

 

 

 

ビタミンCは抗酸化作用、活性酸素の消去作用など、「飲むサンスクリーン」と言われるほど紫外線対策には必要不可欠です。紫外線に浴びる前後で、しっかりとビタミンCを内服すること、また日焼け後もスキンケアと内服の両方が大切です。

目からも紫外線が吸収されます

 

 

 

 

 

目からも紫外線が吸収されて、シミ、しわなどの紫外線ダメージにつながります。また、白内障などの発症も高まりますので、しっかりと紫外線対策をする必要があります。紫外線ブロック効果のあるレンズのサングラスを使用するといいと思います。

ビタミンC療法の第⼀⼈者 ドクター亀山

皮膚科専門医 亀山孝一郎
医師、医学博士

 

北里大学医学部卒業、世界最高峰の米国立保健衛生研究所(NIH)でメラニン生成についての最新研究に専念。
1999年に、“ニキビは感染症ではない、皮脂の過剰分泌を背景とした活性酸素病であり、アクネ菌はその悪化因子である”という趣旨の論文を発表。ニキビは感染症であるというそれまでの常識を大きく覆す。
同年、医療法人社団星美会 青山ヒフ科クリニックを開業。
2002年6月オリジナル化粧品ドクターケイを発表。